コレステロールの高い食品を我慢しなくて良い!その理由とは

コレステロール高い 食品
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健康でいるために、コレステロールが高い食品を避けるべきだとお思いではないでしょうか。

実は、最新の調査ではコレステロールが高くない人では、コレステロールの高い食品を制限する必要はないということが日本動脈硬化学会厚生労働省により報告されています。(コレステロールが高い人では、改善のためにコレステロールの制限は必要)

これまでは「1日に卵を二つ食べてはいけない」などと知られていた常識が打ち破られたのは衝撃的ですよね。卵が好きな人は、卵を我慢する必要がなくなったのです。

なぜコレステロールの制限が必要ないのか、健康な人ではどうやってコレステロールが高くなるのを予防するべきなのか、詳しく見ていきましょう!

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目次

1.コレステロール値が高くない人でコレステロール制限が不要な理由

2.健康な人はどうやってコレステロール値が高くなるのを予防すべき?

3.コレステロールが高めの方は今まで通り制限が必要

4.コレステロール値の高い食品一覧

1.コレステロール値が高くない人でコレステロール制限が必要ない理由

複数の信頼できる医学研究1)2)3)により、コレステロールの摂取と動脈硬化などの生活習慣病との間に関連性がほとんどないということが明らかにされています。というのも、コレステロール値が高くない人ではコレステロールを摂取しても、血液中のコレステロール値に影響をほとんど与えないからです。

これを受けて、日本の厚生労働省やアメリカ政府はコレステロールの摂取制限を撤廃しました。

なぜ、コレステロールを摂取しても血液中のコレステロールが上がらないのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

コレステロールを摂取しても、血液中のコレステロール値が上がらない理由

食事からのコレステロールが、血液中のコレステロールにほとんど影響を与えない理由は二つあります。

  • 食事由来のコレステロールよりも、体内で作られるコレステロールの方がはるかに多い
  • 肝臓のフィードバック機構

食事由来のコレステロールと体内で作られるコレステロール

コレステロールは体内で合成できる脂質でもあります。血液中のコレステロールの大半は体の中で合成されたものがほとんどで、食事性コレステロールは全体で10~25%とかなり低いことがわかっています。

体内でのコレステロールの割合

そのため、食事からのコレステロールを制限しても、健康な人では大きな影響を与えないと考えられています。

肝臓のフィードバック機構

コレステロールを多く摂取すると、肝臓でのコレステロール生成が減少し、血液中でのコレステロールは常に一定に保たれる機能(フィードバック機構)が働きます。

肝臓でのコレステロールのフィードバック機能

このため、コレステロールの摂取量は、血液中のコレステロール値に直接反映されるというわけではないのです。

2.健康な人はどうやってコレステロールが高くなるのを予防するべきか

予防のためには、生活習慣の改善が必要不可欠です。健康な人の場合、食事や健康食品による影響よりも、そのほかの生活習慣の方がはるかにコレステロール値に影響を与えると考えられています。

最優先で改善すべき生活習慣

以下の4つを最優先で対策しましょう!食事などによる影響はこれらに比べると小さいと考えられています。

コレステロールが高くなるのを予防するポイント

  • 禁煙
  • 毎日30分以上の有酸素運動
  • アルコールの過剰摂取を抑える
  • 体重管理

食生活について

食生活の改善は上記の4つに比べて非常に優先度が低いです。あくまで指針としては

  • 肉や乳製品、卵などのコレステロールの多い食品を減らす
  • コレステロールを下げる食材(食物繊維や植物ステロールを含むもの)を食べるようにする

のが良いでしょう。コレステロールを下げる食材の記事で、どのような食材が有効か、医学的な根拠に基づき詳しく解説しています。

3.コレステロールが高めの方は今まで通り制限が必要

検査などでコレステロールが高めと診断された方では、コレステロールの制限が必要です。というのも、コレステロールが高めの方では、肝臓のフィードバック機能に異常があったり、吸収が異常に多かったりすることもあるため、食事による摂取制限も必要になってくるのです。

検査でコレステロールが高いと言われた方は、下のコレステロールが高い食品一覧に乗っているような食品を避け、コレステロールを下げる食材を積極的に摂取し、生活習慣を改善していくのが良いでしょう。

4.コレステロールが高い食品一覧

コレステロールは卵や魚の卵、レバーなどに多く含まれます。コレステロールが高めの方ではそれらの食品に気を付けるようにしましょう。

食材 100gあたりのコレステロール量
たまご(卵黄) 1400mg
ピータン 680mg
あんきも 560mg
いくら 480mg
たらこ 410mg
鶏肉レバー 370mg
うに 290mg
ししゃも 290mg
イカ 270mg
豚レバー 250mg

さらに詳しく知りたい方はコレステロールの多い食品と、食品のコレステロールの含有量一覧表を参考にしてください。

5.まとめ

コレステロールが高くない人では、コレステロールを制限しなくていいというのが、最近の研究や学会による新たな常識です。卵やレバーなどが好きな人にとってはうれしいニュースではないでしょうか。

もし、コレステロールが高めになるのを予防したい場合は食事からの制限ではなく、運動や禁煙などの生活習慣からのアプローチをするようにしましょう。

健康のために正しいコレステロールの知識を持っていただけると幸いです。

参考文献

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